ハンドシェイクは英語圏の挨拶の基本動作であり、またこのハンドシェイクひとつで相手がどんな人かわかる、なんて言われるほど重要なコミュニケーションテクニックです。特に注意していただきたいのが、握る手の力が弱すぎることです。中にはただ手を力なく差し出すだけという人がいますが、これは相手を歓迎していないように見えてしまい、場合によっては失礼にさえ当たります。
英語圏では男女問わずしっかりと心を込めて手を握るのが基本です。相手の手を握りつぶす必要はありませんが、しっかりと相手の手を握ることで確固たる自信と相手に対する敬意を表しましょう。時間にして大体0.5秒から1秒が目安です。
このとき、相手のヒジや肩を触る人がいます。これはより親密でフレンドリーな関係を築きたいという意思の表れですが、人によってはあまりに馴れ馴れしすぎると感じる人もいるので慣れないうちは避けましょう。一方で何回も会っていてすでにかなり親睦が深まっている相手に対しては有効な手段です。両手で握手することも同様のことが言えます。
ハンドシェイクが終わったらゆっくりと力を抜いて手を離し、自然に戻しましょう。何気ないこんな動作でも、実は慣れていないと相手にはすごくぎこちなく映ることがあるので、「握手くらい誰でもできる」と高をくくらず練習してみましょう。
ダメなハンドシェイクの例を紹介したこちらのビデオを参考にするとよいでしょう
https://www.youtube.com/watch?v=exUlCjqQsDA