初めまして、私の名前は...

こんな状況を想像してみてください。

今日から新しい仕事が始まるため、あなたは興奮と不安を感じています。机に座ってから15分後に所属チームのメンバーと顔合わせがあるという連絡が入りました。すぐにあなたは席を立って、コーヒーを取りに行きます。今日すでに２杯目のコーヒーですが、落ち着いていられないため、席を立ち会議室に向かいます。会議室に入るとあなたの新しいチームメンバーがあなたを迎えてくれます。席に座ると、スーパーバイザーに呼ばれ、「簡単な自己紹介は出来ますか？」と聞かれます。あなたは深呼吸をし、立ち上がり、自己紹介を始めます。「初めまして、私の名前は...」

しっかりとした自己紹介は、相手との関係に大きな影響を与えることができます。自己紹介は、大抵、誰かとつながることができる一番最初のチャンスです。カジュアルでもプロフェッショナルな場面でも、きちんとした自己紹介は繰り返し求められます。英語を勉強しているほとんどの人は、このきちんとした自己紹介を身に付けるのに苦労します。ここでは、インパクトがあり、人を惹き付ける自己紹介をするためのヒントをお教えします。

自己紹介により良い変化をもたらす最も簡単な方法の1つは、ボディーランゲージを活用することです。腕や手などといった身体だけでなく、相手と視線を交わす事や表情にも注意しましょう。相手のことをしっかりと見て、相手に良い印象を与えるためにとびっきりの笑顔で自己紹介を行ってください。また、自己紹介ではオープン・ボディーランゲージを意識してください。腕を組んだり、手を下ろしながら話すと、無愛想な印象を与えたり、つまらなそうに見えるのでやめましょう。

もうひとつのアドバイスは、声を大きく、はっきりと出すことです。ほとんどの日本人は英語を話す時、声が小さくなってしまいます。相手が、あなたの言葉をはっきりと聞きとれる様に話すことを心掛けましょう。発音が完璧ではなくても、すべての相手が聞こえる様に、声は大きく、はっきりを意識します。声量は、息の吐き方によって変わります。大きな声量で話すには、より多くの空気が必要となり、その為には、より深い腹式呼吸をしないといけません。より深い腹式呼吸の仕方を身につけられると、自信に満ちた大きな声で話せる様になるでしょう。

積極的にあなたの事をシェアしてください。英語を話す文化では、自分自身の話をする事は失礼ではありません。特に自己紹介の時は、相手はあなたの背景、経験等を知りたいと思っています。あなたの家族、背景、趣味について、相手と共有することに戸惑ってはいけません。あなた自身の話をする事で、相手はあなたと繋がり、あなたについてもっと知る事が出来るのです。

最後に、関係構築のための次のステップを呼びかけて、自己紹介を終わらせましょう。お茶に誘ったり、飲みに誘ってみてもいいですね。相手に、あなたのことを知ってもらう機会をどんどん作ってください。このようなコミュニケーションを取ることで、相手はあなたからの誘いを受け入れ、あなたのことをもっと知る為に、あなたとコンタクトを取りたいと思ってくれるはずです。

この４つのテクニックを身に付けることができれば、相手に良い印象を与えることができる愛嬌のある自己紹介が出来るようになります。



いかがでしたか？今まで印象に残っている自己紹介の経験はありますか？自己紹介の仕方について、あなたがシェア出来る事はありますか？もしあれば、ぜひ教えてください！

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