[Vol 41] リモートワークでサバイバルする３つのポイント

いつもお世話になっております。SparkDojo代表のLeoこと、村重です。

毎月末に、SparkDojoをより深く知って頂くためのアップデートやアントレプレナーシップ、グローバルトピックに関連するような内容を発信しています。

緊急事態宣言が解除されて1週間が経ちました。
これまでどおりのリモートワークなどが続く方もいれば、ほぼ元の生活に戻った方もいるかと思います。他国も含めた状況をふまえると、まだまだこれからの世の中は読み切れない状況が続くことと思います。

いずれにしても、リモートワークが主流になっている企業が多いと思いますので、今月はリモートワークだからこそ優先順位が高まる３つのポイントを取り上げたいと思います。
なお、日本語でも英語でも基本的にはポイントは同じです。英語でのビデオ会議などでも同様のパフォーマンスを発揮できるように準備することをお勧めします。

何よりも大事なことは、常に付加価値を出しつづけることです。

会社目線でみてみると、「自立して価値を出し続けることができる人」と「そうでない人」との間にはこれまで以上に大きな差がでてくるかと思います。下記が主な理由です。
・リモートで人を管理したり成長させたりすることは対面以上に難しくなる
・対面のとき以上に、自立して仕事ができる人に仕事を任せたくなりがち
・対面のとき以上に、人件費に対するパフォーマンスの差が目立つようになる

価値の出し方については今回は触れませんが、何がいまの状況における価値なのかをしっかりと見極めて、適切に価値を発揮し続けることができれば、会社にとって手放したくない人材となるはずです。

次に重要なのは、チームとしてのパフォーマンスをあげることです。

同じく会社目線でみてみると、会社の人材が活用されている状態は「人件費は適切な水準」という意味を持ちますし、チームや組織として機能していない状態は「固定費が重くなっている」としてみられ、場合によっては削減対象とすらなってしまう可能性があります。

組織としての目的を達成するためには、個々の個性や能力を活かしたチームワークは不可欠です。これは対面でも難しいことであり、リモート環境になると更に難易度があがると言えます。よって、リモートであっても、組織の人材を活かして付加価値に変換してくれる人の重要性はますます高まるでしょう。

最後は新たな繋がりを広げるスキルを取り上げました。

会社目線でみたときに、事業戦略に応じた繋がりを広げていくことは必須事項です。

リモートワークが中心となり、会社訪問や交流会など、ある意味で目的が明確でないイベントが極端に減ることで、偶発的な繋がりが生まれる機会も大幅に減ると言えます。
リモートワークで物理的な繋がりを作ることができないのであれば、オンライン環境で新しい繋がりを生み出すための工夫が必要となります。

オンラインでのネットワーキングには次のような課題があります。
・リアルイベントでは会場に足を運ぶだけで何かしらの繋がりが生まれることもあるが、オンラインイベントではそれが起こりにくい
・画面越しという完全にリアルではない環境であるため信頼関係に発展しにくい

ですので、多くの企業がこのような課題を抱えているなかで、自分なりの工夫を活かして、価値のある繋がりを広げることができる人は重宝されることでしょう。

以上、3点をご紹介しました。


会社によっても、皆さんそれぞれの役割によってもケースバイケースだと思いますので、今回は具体例はあえて出しておりません。それぞれ皆さんの立ち位置に置き換えて考えてみて頂ければと思います。

もしご相談などございましたら、個別にご連絡ください。


引き続き健康管理にはくれぐれもお気をつけください。

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