[Journal - Vol 24] 自分年表を作る\r\n

いつもお世話になっております。SparkDojo代表のLeoこと、村重です。

毎月末に、SparkDojoをより深く知って頂くためのアップデートやアントレプレナーシップ、グローバルトピックに関連するような内容を発信しています。

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気がつけば2018年が終わり新年を迎えようとしています。皆さまの今年一年はいかがでしたか?

また、それを踏まえて来年はどのような年にしたいと思いますか?

私は定期的に自分のこれまでの人生を振り返り、自分年表のようなものを作っています。

シンプルなのですが、いろいろな発見があります。今年のジャーナルの締めくくりとして、以下に参考までに手順をまとめましたので、ぜひ年末年始に新年の抱負作りと合わせてやってみることをおすすめいたします。

①基本情報を整理する

まずエクセルなどで表を作り、基本的な情報を整理していきます。

含める情報は、まず年月日、主なライフイベント、所属(会社・学校など)、家族や主な交友関係、収入なども入れても良いと思います。

意外と書き出していくと、なかなか思い出せない時代などもあるかと思うので、基本情報だけでも結構時間がかかるかもしれません。

②自分の人生の特徴を知る

恐らく人によって表の見え方は違うと思うのですが、何かしらの意味や示唆、或いはヒントが見えてくると思いますので、その解釈を行っていきます。

例えば、私の場合は、私の周囲を取り巻く環境や取り組んでいる内容は定期的に、直前まで想像がつきにくいくらい劇的に変わります。なんとなくそれが数年置きに変わることは経験的に感じていましたが、年表にすると、大体4-5年のサイクルでその変化が起きる傾向があることに気がつきました。

ダラダラと生きた年と真剣に生きた年、或いは周りに流された年と自分の意思で生きた年などという違いもあると思うので、必ずしも一定の期間でサイクルが来るとも限りません。ただ、その人が人生を生きるペース、性格や価値観、飽きやすさ、物事を習得するスピード、はたまた運命的な何か(?)、などなどが重なり、人によって、それぞれ何かしらのサイクル、或いは人生のフェーズというものが見えてくるのではないかと思います。

③年表に示唆を書き足す

自分自身のサイクル・フェーズといったものが見えてくると同時に、他にもいろいろと見えてくるものがあるはずなので、次はそれを年表に書き足していきます。

例えば、私は各サイクルの特徴に応じて、XXXX年~XXXX年は〇〇時代という風に解釈をしています。そして、年表の年月の隣に一列追加して、その時代の名前を書き込んでいきます。そうすることで、いつはどういう時だったのか、いまはどういう時なのか、ということがより意味を持って立体的に見えてきます。

そして、そういった観点で自分の人生を振り返ってみると、サイクルの変化が起きる直前には必ず何かしら意味ある出会いやイベントなどが起きていて、結果的にその次のフェーズにつながっていっていることに気がつきました。なので、そういった意味のあった出会いやイベントも年表のライフイベントに書き足していきます。

スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチにある、点と点が繋がる、という感覚もより具体的に見えてきます。

④次なる時代に向けた意味を考える

ここまででも十分楽しいのですが、一番大事なのはここからです。

これまでの人生を振り返って、
・いまは自分の人生のなかでどういう時代なのか?
・そして、そのあとはどういった時代に入っていくのか?
・いまから何年くらいの間でどういった時代の変化が来る可能性があるのか?
・そのためには今は何に集中するのか?
・何を捨てるのか?
といったことを考えていきます。

このときに、そもそも自分は何をしたいのか、それはどうしてそう思うのか、なども自分の歴史と照らし合わせて見ていくことにも意味があります。一度に全てを理解するのは難しいとも思うので、ぜひ些細なことでも気がついたことをメモしておくことをおすすめします。

結果的にこの作業や分析にどの程度の精度があるかは分かりません。

示唆出しも一回目よりも数年後に見返してみると、全然違う意味に見えるかもしれませんし、例えばX年サイクルと思っていたことも、もしかしたらただの思い込みかもしれません。ただ、それでも自分自身を定期的に振り返って、自分というものを知るために時間を使う。そして、なるべく、これからの今日、そして明日に意味付けをして、生きようとすることで、物事の見え方や取り組む姿勢は変わってくると思います。

ぜひ新年の抱負を考えるうえでの、その文脈づくりという意味でもやってみることをお勧めします。もし、やってみたけど途中でやり方がよく分からなくなった、や、うまく示唆を出しきれない、などありましたら、お声がけいただければ手伝いますので、ご連絡ください。

それでは、改めて2018年は大変お世話になりました。2019年もより良い年とするために精一杯取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

良い年をお迎えください。
2018-12-31

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